事業仕分け

仕分けられる人の中には、一人くらい
「今は無理ですが、そのうち税金をかけられるようになるかもしれません」
と、いった人がいるかも。いたらおもしろいなぁ。
実験の名手だったファラデーは、あるとき彼の発見に関してとある議員閣下だか貴族様に聞かれたそうです。
「いったいこれが何の役に立つので?」
「閣下、いずれ税金がかけられるかもしれません」
マイケル・ファラデー(1719-1867)。貧しい家に生まれながら、大きな業績をいくつも残した人です。コンデンサの容量の単位「ファラッド」に名を残していることから、彼の業績がいかに電気分野で重く見られているかわかります。先の逸話はファラデーの電気の実験に関するものだという説もあります。彼の死の年にちょうど20歳になったトーマス・エジソンは炭素フィラメントの白熱電球、蓄音機、2極真空管、送電システムなど電気関係で膨大な発明を行い、電気の時代を切り開きます。また、ファラデーの死後7年たって生まれたマルコーニはロンドン・ニューヨーク間の無線通信を成功させます。先の逸話が電気に関するものであるのなら、まさに税金の対象になったわけです。
マルコーニの逸話も日本外史の重盛の名台詞なみに真偽のほどはわかりませんが、同じくらい痛快ではあります。
仕分けに関していろいろ言われていますが、天下りが多すぎて無駄という話と事業をすべきか否かというはなしがごっちゃにならなければ、いいんじゃないですかね。なってるみたいだけど。
スーパーコンピュータに関しては、研究者の意見なんかも聞いてみましたが、素人の感想としては、やるべき。