Ubuntu 9.10とEclipse CDTは鬼門

先日正式リリースされたUbuntu 9.10.ベータの頃から試していますが、Eclipse/CDTとの間に、まだ大きな不整合があります。

リポジトリEclipseが更新されている

これまでUbuntuリポジトリにはEclipse 3.2が入っていました。しかしながら、Ubuntu 9.10では3.5に更新されています。このため、最新版を使う際のインストールが楽になりました。当然ですが、EclipseをSynpaticを使ってインストールすれば、必要なプログラムは全部インストールされます。
問題は、リポジトリの中にCDTが入っていないことです。おそらく、何らかの問題を抱えているのでしょう。
CDTがないと組み込みプログラムの開発が出来ないので、Eclipse.orgからダウンロードすることにしました。

CDTをダウンロード出来ない

ところが、Software Update機能を使おうにも、どういうわけかEclipseからダウンロード出来ません。CDTのダウンロード元として以下のURLを指定し、ダウンロードをかけても、インストールの途中で停止します。

たまりかねてマニュアルでCDTをダウンロードし、アーカイブとして指定してインストールをかけましたが、同じところで停止します。

Eclipseの実行バイナリを持ってきても駄目

仕方が無いのでEclipseLinux用バイナリをEclipse.orgから持ってきました。この場合、CDTはちゃんとインストール出来ます。ところが、困ったことにEclipseGUIにトラブルが起きます。ボタンがマウス・アップのイベントを拾わないため、押しっぱなしになるのです。ボタンならばエンターキーで代用できますが、ツリーのエクスパンドなんどはマウス・アップ・イベントを拾ってくれないとお手上げです。
この問題はGanymede, Galileo双方で発生します。

異なるPCでもおきる

VMWare Workstationと、Lenovo IdeaPad S10eで試しましたが、変わりません。

Ubuntu 9.10は時期尚早?

少なくとも、Eclipseを使ったCアプリケーションを開発するには、Ubuntu 9.10は信頼性に欠けます。CDTの問題はUbuntuのforumでも論じられているので、早晩修正されるとは思いますが、今は避けた方がいいでしょう。

追記

Twitterワークアラウンドを教えていただきました

ワークアラウンドはこちら。リポジトリではなく、Eclipse.orgからダウンロードしたEclipse Galileoに対して有効です。ボタンを押せない問題が解消します。