フォト・フレームは好評だった

入院している親類のために送ったフォト・フレームは、なかなか好評でした。

ひぃひぃ言いながら動作を調べ、過去に撮影した写真や一緒に行った旅行の写真をタイトルページ付きで組み込んで送りました。途中、受け取った側がマニュアルを読んだもののわからず、悲鳴を上げたようですが、様子を聞きに電話したときにそれを知ったので
「何もするな、中の紙で指示した通り、コンセントをつなぐだけにしろ」
と指示して無事動作しました。
見舞いに行ったところ、やはり置き場所には制限がありました。写真立て風の上向き製品を買っていたらほとんど見てくれなかったことでしょう。病院では同室の入院患者ほか看護婦さんたちに大人気だったそうです。みかけた人が「なになに?」と聞いてきたそうです。患者の気を楽にするために飾っている写真の話を振ったりしてくださっているのだと思いますが、ディジタル・フォトフレームは病院でも未だ珍しいかもしれません。
時系列順に並べ、何年にどこそこに言ったときの写真とタイトル・ページも入れておいたので、写真ごとに説明を聞かせるのが簡単で話に花が咲いたとか。見舞いの時にもゆっくりとめくられるページを見ながらあのときはあーだったこうだったといろいろ話すことが出来ました。
強烈に設定しにくい製品ですが、設定さえこなせば病人への贈り物としてはなかなかよろしいかと思います。

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