弓張月の弦の角度

出張中のことです。夜、ハイウェイを走っていたところ、前方から半月が上ってきました。(さすがアメリカは空が広い、地平線のすぐ上の月がよく見える)と感心していましたが、弓張月に近い月の弦の部分がほぼ水平であることに気づきました。あれ、こんなでしたっけ。へんじゃない?そして翌日。昼近くに、沈んでいく月が西の空に見えます。ところが弦が結構立っています。
あれ、これでいいんだっけ?
考えていたところ、同乗者も同じことを言い出しました。昨日の月と弦の角度が違うと。さて、帰宅してプラネタリウムでシミュレートしたところ、まさにそうなります。どういうことかというと、1月のこの時期、北半球中緯度地方では、月の出のころ半月の軌道は立っているが、月の入り頃の軌道は寝ているということです。
なぜそうなるか、理解するのにだいぶ時間がかかりました。これは難しいわ。

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