運用ミス?

非合理な目に合わされるのが嫌いなので、機械のインターフェースにしょっちゅう愚痴っている酔漢です。こんにちは。

こりゃまた、すさまじいですね。何かこう、ユースケースとかの前に人間として大事な何か、たとえば前頭葉なんかが欠けている人が設計したのかもしれません。なんてことを考えたのですが。
(設計ミスではなく運用ミスではないか)と、思えてきました。おそらく現場ではこんな具合に並んでいたと思います。

   (係)
   |  | <- 係の人の腕
 +------+
 | 端末 |
 +------+
-----------
   (客)
   (客)
   (客)

カウンターをはさんでお見合いする形ですね。その運用が間違っているのではないでしょうか。このシステムは、本来こんな形で使うのが正しいのでは?

-----------
 +------+
 | 端末 |
 +------+
   |  | <- 係りの人の腕
   (係)

   (客)
   (客)
   (客)

後ろから覗き込むのです。で、端末を操作しているお嬢さんと一緒に画面を見ながら注文を出すのです。
「F8をお願いします」
「こちらですね」
「違います、F8をお願いします」
「こちらですか」
「違います」(やおら、後ろからマウスを持つ手に手を重ねて動かす)
「あ、お客様、いけません」
「すぐすみますから…、ほら、これです。簡単でしょ?」
(耳まで真っ赤にして)「はい」
というのが、正しい運用方法だと思うのです。顧客満足度が振り切れること請け合いのよいシステムです。いい意味で長蛇の列ですよ。長蛇が出たところで蛇足ですが、マウスを動かすときにはお嬢さんの左肩にそっと左手を添えるのが正しい姿勢です。
新宿の映画館は是非検討してください。

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