19世紀の英国に現れた、万能の研究者、チャールス・バベッジ。彼は当時重宝された数表に誤りがあるのががまんできず、大英帝国の数表を無誤謬にするために自動計算機械、「階差機関」を設計し、建造を始めます。しかし、完成を見ずに新たなアイデアを得ます。それは、ジャガード織機を発展させたような機械でした。ジャガード織機はパンチカード(紋紙)に開けた穴にしたがって布を織るパターンを変更する織機で、パンチカード次第でどのようなパターンでも織ることができます。バベッジが着想した「解析機関」は、パンチカードにしたがって布を織る代わりに計算を実行するものでした。
解析機関も完成を見ることはありませんでした。しかし、早すぎた着想はやがては電子工学の手で生まれ変わり、コンピュータとして世に出ることになりました*1。
バベッジは解析機関が頓挫したその後も開発を続けます。彼はパンチカードの穴に従って食材に任意の自動調理を行わせる機械を開発していました。後のフード・プロセッサです(嘘)*2
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で、今日使ってみたのですが…便利です。唖然と見守る中、見る見るうちに適当に放り込んだ食材が刻まれ、勝手にこねられていくのでした。Amazonには批判的な意見もあって、トマトの薄切りができないとか、ねぎの小口切りができないといった欠点もあるようです。なるほど。
欠点を知った上で使えばとても便利に使えそうです。