最強種飛来

我が家のモッコウバラは夏を迎えるとすごい勢いで成長をはじめます。そのすごさたるや住宅街の小さな家ではとても笑って済ますことのできない勢いです。そこで毎週刈り込むのですが、モッコウバラの新しい幹から滲み出す樹液を求めてか、時折アシナガバチが訪れます。
アシナガバチはおとなしいので、刈り込みのときも刺激しなければ怖くはありません。直接あたらないように気をつけていれば、樹液をなめている枝を切り取っても、おとなしく飛んでいってくれます。
が、今日は新しいお客さんが。
えーと、親指くらいある茶色の虫が飛んでますよ(^^;
スズメバチです。至近距離で見つけてしまって凍り付いてしまいました。どのくらい凍りついたかというと、14年ほど前、テルアビブの海岸で不注意にもアメリカ大使館の写真を撮ってカメラを向けてしまい、"No!"と声を上げた兵隊さんがM16担いで向かってきたときと同じくらい、注意して不動を貫きましたね。
で、このいかにも重そうな蜂がブーンとそこらを飛びながら、たまに近づいてくるわけです。あわてると何が起きるか分かりませんから、近寄ってきても動けません。後ろに逃げようにも、狭い家です。後ろは家で逃げられません!左右はモッコウバラ沿いで、そのモッコウバラこそスズメバチの飛行コースです。とにかく、遠くに行くまでじっとしていましたが、たまに至近距離を動くときなど、念仏でも唱えようかって気分ですよ。羽音だけじゃなくて、羽ばたきの風まで頬をなでて、いやぁ、背筋の冷えること。
スズメバチは黒いところを狙ってくると聞いていたので、さすがに目に一直線に飛んできたときには目を閉じましたが、事なきをえました。
とりあえず作業は中断です。調べてみたところ、色や模様はオオスズメバチやヒメスズメバチに似ています。家人にも注意しておきました。

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