D端子とHDMI端子

昔のテレビとビデオをつなぐときには、RCA端子という簡単な端子で配線すればすみました。しかし、ハイビジョン化によって高い周波数まできちんと伝送する必要が出てきたこともあり、最近のテレビではD端子という端子が用意されています。
D端子のDはコネクタの形からきています。ディジタルではありません。D端子に流れる信号はアナログ信号です。この端子は1種類しかありませんが、信号を送信する回路や受信する回路には複数のクラスがあり、D1、D2、…D4、D5とクラスわけされています。ハイビジョン画像を伝送するには、送受ともにD3以上のクラスが必要です。なお、D端子自身にはコンテンツ保護の仕組みがないため、フルHD画像は流さないように規制*1されていく方向のようです。
HDMIはディジタル回線です。これはビデオ以外にもオーディオ信号を伝送する機能を持っており、配線が簡単です。また、暗号化機能を持っており、コンテンツ保護が可能です。フルHD画像を流すにはこのコネクタが必要になります。
現在はD端子からHDMI端子への過渡期です。両方を持っているテレビを買っておけばたぶん大丈夫です。ただし、ケーブルテレビを使う可能性があるのなら、それぞれ2系統ずつ持っているテレビでないと将来困ったことになる可能性があります。
ケーブルテレビにはもうひとつ問題があります。おそらくコンテンツ保護のためだと思いますが、ケーブルテレビのSTBとDVD/HDDレコーダーをHDMIやD3で直結することができません。少なくともそれが可能な組み合わせは見つかりませんでした。したがって、有料チャンネルでハイビジョン放送が行われていても、録画はD1画質で行うことになります。これを避けるには録画機能つきのSTBを使うしかありません。

*1:自粛?