仕事がこんな状態なのにblogかよ

だいぶ前になるが、友人が突然関係者に「いったい俺はこの会社で何なんだ」という内容の英語のメール*1を送りつけたことがある。で、そいつは会社に顔を出さなくなった。ある人は一種のおふざけだと思った。内容が詩のようだったから。ある人は即座にこれはまずいと思って、慰撫のメールを返した。
「お前ぇ、何甘えてやがんだ、ガキがいるんだからとっとと会社に来て食い扶持稼げ」なんてメールを出したのは私だけで、他の人は優しいメールだったらしい。最近知ったのだが、精神的に窮地にある人に「がんばれ」と言ってはいけないそうである。最悪だな、俺。
とにかく、そいつは「酔漢とだったら会ってもいい」と嫁さんに言ったらしく、週末めでたくお呼ばれした。30代血気盛んな野郎だったころなので、話した内容はばかばかしくて書けない。程なくして、そいつは会社に顔を出した。今は元気で働いている。基本的には私なんかよりずっとタフなやつだ。
まぁ、あれだと思う。自分が痛い目にあわないとわからないことはある。傍から見たら痛い目じゃなくてもだ*2。「がんばれ」という言葉がいけないということは最近だいぶわかってきた。だめなときはだめだ。仕事の窮状なんか、医者に話したって解決しない。本質的には本人が力づくで解決するしかない。
でも解決できなかったりする。これはへこむ。がんばっても解決しないのだから。そこに「がんばれ」と言ってもだめなのはわかる気がする*3。本人に解決できないときには会社がてこ入れするしかないのだが、会社自身にてこ入れが必要なことなんかざらだったりする。
こうなるともう、選択肢ははっきりしている。

  1. 自分が病んでいくのを座して見る。
  2. 仕事の手を抜く。責任感を捨てる。
  3. 会社を辞める。

2は、勤勉で誠実な日本人的には許されざることなのだが、1より1万倍いい。短期的に解決するのなら3ではなく、2でやり過ごすのも有り。信用は失うし、その回復には時間がかかるが、とりあえず無職にはならないし、1より1千万倍いい。解雇されるかもしれないが、1よりは10億倍いいだろう。
振り返ってみると、私は3を2度やっている。社内異動一回、転職一回。逃げるという選択肢もやってみると結構うまくいくものだ、と自分に言ってみるテスト。

*1:といっても、当時社内のメールはほぼ全部英語だったが

*2:以前は窓際族にあこがれたものだ

*3:とは言え、頑張りが足りないやつにはがんばれというしかないのだが