頭を冷やそう

少し世間が熱くなりすぎている様に思うので、引用。

現時点では、薬害と決まったわけではないし、タミフル脳症という疾患概念も医学的に妥当なものではない。そもそも「被害者」であるとは断定できない。この辺りは、医療過誤があったわけでもない、病気で亡くなった患者を「被害者」と書く、まるで適切な治療さえすれば病気で人は死なないかのように勘違いしたマスコミに通じるものがある。

わけがわかんなくなったときこそ、科学的手法をとるべきなのですが、感情にまかせて大声を出した者勝ちの昨今。
そもそもすべての薬に毒の一面があるのは自明です。が、それにしても最近は薬と毒の境界がきわどくなってきたように思えます。それが、

  • 薬の進歩によって、より困難な病に肉薄するようになったためなのか
  • 副作用に関する知識が増えて、より精密な制御が必要と言う認識が広がったためなのか
  • 自分が歳を取って副作用を吹き飛ばせない年齢になったのか

は、わかりません。
ともかく、今は科学的な方法で臨床データを集めなければならないのですが、訴訟ざたでタミフル備蓄に差し支えがないことを祈るばかりです。少しでも毒性があれば禁止せよ、と言う意見には賛成できません。
タミフルと言えば、「タミフルはインフルエンザの発熱期間を1日短縮するだけ」という話を聞いて、処方し過ぎるのもどうかと思っていました。が、考えるとその1日がもっとも病が重い一日なのか、もっとも病が軽い一日なのかで、患者にとっては大違いです。
インフルエンザではありませんが、金曜日から38度の熱が出て臥せっていました。まだ、不調です。