あちら側とこちら側

ちょっと前までWeb2.0とかいう言葉をよく見かけました。もともと定義のない言葉でしたが、最近この話はロングテールと言う儲け話に収束しつつあるようです。が、そう感じるのは単に私が疎いからかもしれません。
で、代わりに出てきたのが「あちら側」と「こちら側」という、あまりにも頭の悪い言葉。もともとはインターネットの「あちら側」といいたかったようなのですが*1、いまや「あちら側」「こちら側」が一人歩きです。
あちらとかこちらといった言葉は、話者の視点によって指すところが変わるなんてのは、小学生のときに習った覚えがありますが、いまどきの人は知らないんですかね。熱い語り口であちらとこちらについてつづっている文があふれていますが、なんかこう、あきれますよ。メディア・リテラシーとか横文字振り回す前に読み書きそろばんくらい身につけとけよって気分です。

*1:本当にもともとなのかは知らん

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