設定を保存する

1CD LinuxであるKnoppixの特徴は、ハードディスクにインストールせずに使えることです。必要な設定や何かは全部CDにコピーされていますので、Windowsが入っているハードディスクをいじらなくていいのです。
ですから、何かあっても電源さえ切れば何事も無かったかのようにCDから再び起動できます。これはうれしい。
しかし裏を返せば、これは何一つ設定を保存できないということです。たとえば、ブックマークや壁紙の設定といった細かい好みすら保存できず、CDから立ち上げるたびに再設定です。もともと日常業務でバリバリ使うことを考えて開発されたものではないとはいえ、ちょっと寂しいですね。私の場合は左手でマウスを使うので、この設定を毎回忘れられるのも痛いです。
そこで、Knoppixには「継続的なディスクイメージ」という機能が追加されました。これを使うとUSBメモリにブックマークや壁紙、マウスの設定などを保存してくれます。

USBメモリを用意

必要なUSBメモリのサイズはそれほど大きくなくてかまいません。ちょっと試すなら16MBもあれば十分です。

Knoppix用の領域を確保

Knoppixを起動してUSBメモリを差し込みます。ころあいを見計らってから「Kアイコン⇒KNOPPIX⇒Configure⇒継続的なKNOPPIXディスクイメージの作成」を選びます。すると下の図のようなダイアログが表れます。

OKを押すと次のように、保存先選択ダイアログが現れます。

細かい内容はこの画面と異なっても、自分のメモリらしきものが表示されていればOKです。容量を確認すればある程度わかります。普通はこの画面のようにひとつだけではなく、Windowsがインストールされているディスクも表示されますので注意してください。
次にディスクを暗号化するかどうか聞かれます。したほうがいいに決まっていますが、パスワードは20文字とかいわれるので私はしていません*1

最後に選んだメディアの中にどれだけの大きの領域を作るか聞かれます。16MBもあれば実験には十分ですが、心配なら多めに取ってください。

設定が終わってもとの画面になったらKnoppixを終了して電源を切ります。

次回以降

「継続的なディスクイメージ」を格納したUSBメモリを使ったら、次回起動時には、そのUSBメモリを指してから電源を入れます。すると、起動中に次のようなダイアログが現れます。

"knoppix.img"とは、先ほど作った「継続的なディスクイメージ」のことです。そこで、←,→キーを使って[OK]を選び、エンターキーを押します。ちなみに何もしないと20秒でこのダイアログはキャンセルされます。余所見をしている時間はありません!

壁紙を変える

いったん「継続的なディスクイメージ」を使ってしまえばKnoppixも普通のパソコン同様に使えます。このまま使ってもかまいませんが、先ほどの20秒ルールでどじったかどうかわかるよう、壁紙を変えておきましょう。
壁紙を変えるには

  1. 背景の上で右クリック
  2. デスクトップの設定

を行って背景画像を選びます。

以後、新しく選んだ背景が現れていれば、正しくUSBメモリが認識されているとわかります。
ブックマークやちょっとした設定などもこれで次回から利用できます。

注意

最近のデータからすれば、30MB程度などあっという間です。たとえばデジカメの画像は一枚1MBくらいあります。いろいろな考え方もありますが、あくまで緊急退避用と考えて使ったほうが良いかと思います。

*1:単にどれだけイカレタ利用者かチェックしているだけかもしれない orz