超新星

子供のころ読んだ天文学の図鑑には「重い星が燃える尽きると、大爆発を起こして超新星になる。あとには中性子星ブラックホールが残る」と書いてありました。それだけです。すごく明るく光る星。ひとつの銀河におよそ100年に一度起こる現象。我々の銀河で最後に観測されたのは1600年代です。
およそ100年に1度程度おきる超新星爆発ですが、最後に観測されたのが400年まえということで皆さん虎視眈々と次の爆発を狙っています。なにしろよその銀河の超新星爆発を頼りに研究を続けてきたのですから、今近傍で超新星爆発が起きたならば、ものすごい量の情報が得られるでしょう。
現在、ニュートリノ検出器は望遠鏡よりも早く超新星爆発を捉えることが出来るそうです。そこで世界中の検出器が、いざ鎌倉と言うときには各国の天文台に警報をだすとか。で、世界中の望遠鏡や、観測衛星が天のその一角に狙いを定めるわけです。
…測定器が全部飽和したりして。
ところで、超新星の配置が悪い場合、仮に100年ごとに爆発が起きていても地球から見えないことがありえますよね。天文有史以前に太陽系近傍で爆発が多発し、ケプラー超新星以降は全部円盤のあっち側にいっちゃったとか。

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