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望遠鏡でファインディングチャートを追っていくのがとてもつらくなってきました。何しろ空が明るいですし、ベランダは動き回るには狭すぎます。いえ、ただの根性なしですけど。
そういうわけで導入装置を考えました。
星の高度と方位を計算し、望遠鏡の仰角と方位を合わせる導入法です。仰角はスラントルール*1、方位は方位磁針*2で調べることができます。この方式にも当然先人がいらっしゃるので具体的なイメージはそちらを参考にしてください。
さて、高度と方位の計算ですが、これはEXCELのデータシートで作りました。参考文献はこの分野ではもはやアマチュア聖典である「天体の位置計算」です。

天体の位置計算

天体の位置計算

元の教科書がよいので比較的あっさりワークシートが完成しました。天体の赤道座標と観測者の位置を入力すると現在時刻に基づいて天体の方位と高度を計算します。Pocket Excelでも動作しますので、PDAを使って計算もできます。
あとは天体の赤道座標を表にして入力するだけですが、パッと探したところでは日本語のページでは見つかりませんでした。メシエ天体*3だけでも煩悩の数より多いですから、手作業は避けたいところです。=>メシエ天体は完了。

*1:傾きを測る建築用の測定器。2000円くらい出すとオイルの入ったいいものが買える。磁石つきなら鏡筒や架台に簡単に取り付けられる

*2:これもオイル入りがいい

*3:有名なM31(アンドロメダ座の大星雲)とかM78星雲などが収録されているカタログ

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