ティタン

凧にかまけている間にカッシーニ土星軌道投入間近まで迫りました。あと三日半で逆噴射が始まります。写真は土星最大、そして太陽系最大の衛星であるティタンの白黒写真です。と、書いたら最近の観測でティタンが大きく見えるのはその大気のせいだったとわかったとか*1。それでもティタンは水星よりも冥王星よりも大きな衛星です。分厚い大気があるため、表面温度が摂氏-180度程度と極低温にもかかわらず生命の存在の可能性が考えられています。
カッシーニはティタンに接近するとホイヘンス探査体を切り離します。ホイヘンスはティタンを周回する軌道に入ったあと、レーダー観測で地表の地図を作成します。最終的にホイヘンスはティタンの大気へ突入を敢行し着陸して科学データの収集を行います。

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