変なもの

こちらの食材のうち、かなり家人が頭を悩ましているのがナスビとキュウリです。そりゃもう、同行している私が見てもまるで宇宙人に連れ去られて改造されたんじゃないかと思うほど違います。
ナスビはまるでバットというか鈍器を思わせる太さのものがごろんと置いてあります。日本の大ぶりのナスビが3本くらいで向かっていっても太刀打ちできそうにありません。おまけに店によってはかなりいたんでいたり、熟れすぎているのか皮が変質しています。頭の中で(これはナスビだ、これはナスビだ、これはナスビだ)と三回唱えて自己暗示をかけたあと、一本だけつかんで買えば二晩分の用が足ります。
キュウリもまたすごいです。中学生のころ、英語の参考書に「なまこは英語ではSea Cucumber : 海のキュウリ」とかいてあったのが強烈な印象として残っています。どのくらい強烈かというと、30歳過ぎてそれをネタにイギリス人の感覚がおかしいという駄文を書いたくらい強烈な印象でした。
ところが、そのなぞが終に解けたのです。なんとこちらのキュウリはまるでオカナマコとでも呼びたいように丸々と太っています。そりゃもう、
「これ、ズッキーニだろ」
と思わずつぶやくほど。色も薄いなと思っていたところ、味も薄いそうです(^^;。今日、これを書いているとちょうどフードネットワークでイタリア料理をやっていました。そしてとつぜん、"Japanese Cucumber"という言葉が!そこには細長く緑濃い懐かしい日本のキュウリを正しく輪切りにした姿が映っていたのでした。