9年前に購入したDELL Inspiron 580sのアップグレードを考えています。
メモリは16GBに増設済み、ストレージもSSD 1TBと手を加えてきましたが、さすがに初代CORE i3-560 (Nehalemコア)はきつくなってきました。一番つらいのはAdobe Lightroom ですが、そもそもWindows を起動して数分間CPU負荷が100%って現状がきついです。ここまで頑張ったのはある時期からほとんどの作業をLinuxでやるようになったからですね。Linuxは軽いです。
さて、DELLというとその購買力にモノを言わせて、市場にある規格を無視した合理的・高性能な製品づくりのイメージがあります。ですのでよもやマザーボードが交換できるとは思っていませんでした。ところが、よくよく調べたところ、マザーボードはmicro ATX、電源はTFXだそうです。 こりゃいい。
DELL Inspironで一番気に入っているのは静かなところですが、ケースの作りの良さも特筆に値します。金属のエッジの加工は丁寧ですし、剛性も十分です。ということで、ここ数日はまもなく発売されるRyzen 5 3600をターゲットとしてマザーボード関係の情報を調べています。
TPM
580sで不満だったのはTPMを搭載していないことです。このため、Windowsのbitlocker暗号化ストレージを使用できませんでした。Ryzen5 で使えそうなマザーボードはどれもTPMを搭載していませんが、モジュール・インターフェース・コネクタが出ていて、ここに別途購入したTPMを挿すようです。
一方で、ZenシリーズのCPUにはsTPMというTPM機能をソフトウェアで実装したファームウェアが搭載されているようです。そのため、TPMを別途購入せずともbitlockerを使えそうです。
フロントパネル・インターフェース
フロントパネル・インターフェースは電源スイッチやHDDアクセスランプを束ねたものです。いくつかのマザーボードのマニュアルを見ると、おおむね規格化されているようです。
という声をネットで見かけましたので、テスターであらかじめ調べておく必要がありそうです。
フラッシュ・メディアベイは相変わらず鬼門らしい
580sのフラッシュメディア・ベイはSDカードしか使っていません。この10年、特に問題はありませんでしたが埃がたまっています。
ふと、サードパーティー製を調べてみましたが、いやぁ、どれも評価は散々ですね。製品の性質として、ちゃんと動いているときには褒めてもらえないことはわかります。とはいえ、10年前と変わらない難しさがあるようです。動いているものはそのまま使うほうが良いようです。
USB Type-Cは敷居が高い
時代はUSB Type-Cコネクタですが、フロントパネルからType-Cで出そうとすると、恐ろしく敷居が高くなることがわかりました。USB 2.0 Type A で我慢します。
まとめ
久々のPC組み立てということでちょっとウキウキしますが、今年は単車を買ってしまったので、財布はお寒い限りです。
LightroomならIntelのほうがよいようですが、大した差もないようですし、Zen2 を楽しみに待ちます。