月齢7.0 take 2

昨日「等倍でトリミング」などと書きましたが、最近はJPEGのサイズが大きすぎるのでカメラで縮小して出していることをすっかり忘れていました。

てへぺろ

と言うことで、改めて昨晩の月です。RAWデータからLightroom CCでやや硬調に焼いたものを等倍でトリミングしています。

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Pentax K-5 + Pentax DA 300mm F4 ED

 追記:

うーん。等倍にならない。hatenablogの設定をしたときに適切な大きさに縮小しするよう設定したのかも知れません。まぁ、これはこれでいいですね。

月齢7.0

帰宅時に空を見上げると綺麗な半月が出ていました。その後食事や団らんがあったため、カメラを向けたときにはだいぶ傾いて居ましたが、パシャリ。

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Pentax K5 + Pentax 300mm F4 ED 等倍でトリミング

2倍のアングルファインダーで息を詰めて焦点を合わせました。レンズの実力はこんなものではないはずですが、なにしろ高度が低い上に薄く雲がかかっていましたから仕方有りません。

なんにせよ、レンズを向けるだけでこれだけ写るのですから、また空を見上げるのが楽しくなりそうです。

写真を美味しそうに加工するgoogle フォト

正月明けにそれまで使っていたスマホNexus 5xが動かなくなりました。

代わりにASUS Zenfone 4を購入したのですが、これのカメラが良くない。まずHDRで明るい領域の細部が潰れます。そしてなにより、食べ物がおいしくなさそうに写ります。

デジタル一眼レフを持って歩かない局面では、スマホで写真を撮ります。が、せっかくの食べ物の写真が不味そうでは意味がありません。

がっかりしていましたがGoogle フォトの編集で解決できることがわかりました。

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『ペンタゴン・ペーパー』

スティーブン・スピルバーグ監督の映画『ペンタゴン・ペーパー』を見てきました。

言論機関に平気で圧力をかけてくるトランプ大統領に危機感を抱いたスピルバーグ監督がさっと作った映画、と聞かされていたのですが、見てびっくり。映像は美しく、ストーリーは練りこまれ、演技は迫力のあるものでした。

舞台はワシントン・ポスト紙。ワシントン市のローカール・ペーパーでしかない同紙は社を牽引していた社長の死後、遺されたキャサリンが経営を行っています。経営テコ入れのために凄腕の編集者ブラッドリーを呼んで立て直しを図っていますが、株式公開を目前にとんでもない事件が起こります。ライバル紙(と勝手にこちらが思っている)ニューヨーク・タイムズベトナム戦争に関する政府の欺瞞を証明する文書をすっぱ抜いたのでした。違法な公開ではないかと騒ぎになる一方、編集者に対して何としても公開された残りを手に入れろと檄を飛ばすブラッドリー。一方で、キャサリンはその公開が違法である場合に株式公開に悪影響がでること、そして古い友人であるジョン・マンクナマラ元国防長官の経歴に傷をつけることを心配します。

この映画には見どころがいくつもありますが、最も印象的なことは当初キャサリンもブラッドリーもそれほど正義感を発揮していなかったことです。後にタッグを組んでワシントン・ポストを『正しい方向』へと導く彼らですが、当初気にしていたのは株式とN.Y.タイムズの向こうを貼ることばかりでした。

それがある時点から変わります。度重なる「違法入手ではないのか」「司法から訴えられるのではないのか」「ベトナムの兵士を危険に晒すのではないか」という激論をくぐるうち、彼らは『新聞記者や新聞社の経営者が政治家と友達付き合いをする日々は終わった』と気づきます。

「出版の自由を守る方法はひとつだけ。出版することだ」

というブラッドリーの言葉は、トランプからプレッシャーをかけられる言論界へのスピルバーグの檄文でしょう。

素晴らしいストーリーと演技を楽しむことができる一方、活版印刷技術の美しくもダイナミックな姿が映像化されており、その点でも楽しい映画でした。

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