フランスに行ってきました

仕事でフランスに行ってきました。ソフィア=アンチポリスというニースに近い町です。

ソフィア=アンチポリスは古い町だそうですが、ハイテク企業招致に熱心です。日本でハイテク企業招致に熱心というと、林を伐り拓いてのっぺりした工業団地を作るイメージ*1がありますが、訪れた当地は正反対でした。全体的に何処もかしこも森の中に沈み込んでいるようです。森に覆われた何処までも続く丘陵地帯に、ところどころ学校や病院などがあり、それらがよく整備された道路で接続されています。

新しく家を買う場合には建坪の10倍か15倍程度の土地の購入が義務づけられているらしく、そこに木を植えるため、結果的に新しい住宅も密集せず森に沈んでいくことになります。何もかもコンクリートで覆い尽くしてしまう我が同胞を思い浮かべて気持ちが沈んでしまいました。

写真は連れて行ってもらったレストランのある村から谷を挟んだ反対側の望んだところです。ソフィア=アンチポリスは何処に行ってもこんな感じです。

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さて、当地は古い土地なので、古い村が残っています。当然石造りです。これはそのレストランのある村。丘の上に城塞風に作られた小さな村なので道が環状になっています。このような丘の上の村が多いとのこと。

f:id:suikan:20170604110856j:plainこちらはレストランの風景。この歳になって、ようく人が「フランス、フランス」と唱えるのかわかってきました。この写真の後次々に人がやってきて混みましたが、大声を出すような人は居ません。皆さん人生の楽しみ方を知っています。

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こちらは最終日に行った別の村。上の写真の村は寂れていて芸術家などが住み着いているイメージですが、こちらの村は今でも活発な営みが行われていました。なにしろふるい村ですから道が狭いです。完全に道をふさいで駐車している車が有るかと思えば、家の前に机を出して勉強している子供も居ます。一方で、流石フランス、小さな村にワイン屋さんが何軒もあります。

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イチゴの甘い香りがたまらなく良かったです。

この村は中央の広場にあるレストランが有名らしく、夕食時に多くの人がやってきて賑わいました。

*1:我ながら古い

ゴミと呼ぶのはあまりにも

ゴールデンウィークが終わると、玄関を鮮やかに飾っていたモッコウバラも下り坂です。それこそ沸き立つように咲いていた花が風に乗って散り、家内が「また掃除しなきゃ」と落胆した声で呟く季節です。

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散ってしまえば美しい花も疎まれます。ただ、ゴミと呼ぶのはあまりにも哀れ、と感じるのです。

机についてまとめ

ゴールデンウィークの3日を費やして新しい机を作りました。その後1日半かけてようやく部屋も片付きました、ここで少しまとめておきます。

この机を作ることで解決したかった問題、それらが解決できたか否か、そして作るにあたって購入したものなどを紹介しておきます。

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穴の位置を決める

さて、ゴールデンウィーク後半戦初日。いよいよ机の製作に取りかかります。

取り出したるは120cm x 80cm 厚さ3cmのブナ集積材。天板用に作ってもらったこいつに60cmの脚を4本付ければ完成です。と、言うことができれば良かったのですが、そうは問屋がおろしません。大きな板材は長年の内に反りが発生しますので、そりどめが必要です。

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